このシリーズ使用する開発環境です。
VisualStudio2022を使って、 Windows/Linux上で動作するプログラムを作成します。

プログラムを作成する手順
1.Windowsのプログラムを作ります
 VisualStudioを使ってC++でコンソールアプリで作成します。
2.Linuxのプログラム
 VisualStudioの「C++によるLinux開発」モジュールを使用して
 Windowsアプリと比較しながら作成します。

動作確認環境
Windows
 Windows11、VisualStudio2022で動作を確認してます。
Linux
 CentOS 7.9とRaspberryPi(Raspbian GNU/Linux 10.3)で動作を確認しています。

VisualStudio2022のインストール
このサイトからCommuty版をインストールすることができます。

CommutyをクリックしてVisualStudioSetup.exeをダウンロードします

ダウンロードしたVisualStudioSetup.exeを実行します。
Visual Stusdio Installerがインストールされ実行されます。

必要なモジュールを選択して「インストール」ボタンを押します

ここでは、
 C++によるデスクトップ開発
 C++を使用したLinuxおよび埋め込み開発
を選びます。
それぞれのモジュールでインストールするコンポーネントはデフォルトのままで良いでしょう
後からこのインストーラを動かしてモジュールを追加することができます。

インストールが完了すると、Visual Studio Community 2022がインストール済みに表示されます。

プラットフォームでWindowsを選ぶと「空のプロジェクト」が
選べるようになっているはずです。

プラットフォームでLinuxを選ぶと「メイクファイルプロジェクト」が
選べるようになっているはずです。

Linux側準備
 VisualStudioを使ってリモートデバッグができるように
 g++、gdb、gdbserverのインストールします

 

 RaspberryPi
  sudo apt update
  sudo apt upgrade
  sudo apt install g++
  sudo apt install gdb
  sudo apt install gdbserver

 CentOSの時
  sudo yum install gcc-c++
  sudo yum install gdb
  sudo yum install gdb-gdbserver