Connector/C++ を用います.
ここではデータベースへのアクセスに「JDBC API」を使います。
【参考リンク】
Connector/C++のインストール
Connector/C++の使い方
【Connector/C++のインストール】
Connector/C++をUbuntuにインストールします
参考リンクをみると次の3つのパッケージが必要なことが分かります
libmysqlcppconnXX : このパッケージは、X DevAPI および C 用の X DevAPI を実装する共有コネクタ ライブラリを提供します。
libmysqlcppconnX : このパッケージは、JDBC API を実装する共有レガシー コネクタ ライブラリを提供します。
libmysqlcppconn-dev: このパッケージは、他のパッケージによって提供される Connector/C++ ライブラリと静的コネクタ ライブラリを使用するアプリケーションの構築に必要な開発ファイルをインストールします。
このパッケージは、他のパッケージによって提供される共有ライブラリに依存します。
他の 2 つのパッケージがないと、単独ではインストールできません。
ダウンロードサイトにアクセスして
OS:Ubuntuを選択
Version:22.04(WSLでインストール(2024.4現在)した場合)
DEB Package(libmysqlcppconn10_9.0.0-1ubuntu22.04_amd64.deb)
DEB Package(libmysqlcppconnx2_9.0.0-1ubuntu22.04_amd64.deb)
DEB Package(libmysqlcppconn-dev_9.0.0-1ubuntu22.04_amd64.deb)
をダウンロードします
No thanks, just start my download.をクリックすればログインなしでダウンロードできます
ダウンロードしたdebファイルをUbuntuのホームディレクトリにコピーします
ダウンロードしたdebファイルを次の順番でインストールします
cd ~
sudo dpkg -i libmysqlcppconn10_9.0.0-1ubuntu22.04_amd64.deb
sudo dpkg -i libmysqlcppconnx2_9.0.0-1ubuntu22.04_amd64.deb
sudo dpkg -i libmysqlcppconn-dev_9.0.0-1ubuntu22.04_amd64.deb
状態の確認
dpkg -s libmysqlcppconn10
dpkg -s libmysqlcppconnx2
dpkg -s libmysqlcppconn-dev
でStatusを確認します
install okとなっていればOKです
パスの確認をします
dpkg -L libmysqlcppconn10
/usr/lib/x86_64-linux-gnu/libmysqlcppconn.so.10
dpkg -L libmysqlcppconnx2
dpkg -L libmysqlcppconn-dev
/usr/include/mysql-cppconn/
【テストプログラムの作成】
VisualStudio2022で新しいプロジェクトを作成します
プラットフォーム:Linux
メイクファイルプロジェクト
プロジェクト名:TestFromC++
既存の項目の追加でプロジェクトに授業で使っていた
stdThread.h, stdThread.cpp, makefileを追加します
新規にTest.cppを追加します
授業と同様にプロジェクトのプロパティを変更します
参考リンクの「JDBC API を使用する Connector/C++ アプリケーション」を参考にして
パスの確認で調べたincludeとlibraryをmakefileに反映させます
【makefileの変更】
INCDIR=-I/usr/include/mysql-cppconn
LFLAGS=-lpthread -lmysqlcppconn
$(OBJS):$(SRCS) $(INCLUDE)
$(CC) $(DEFS) -c $(SRCS) $(INCDIR)
参考リンクの「6.5 Complete Example 1」を参考にして、Test.cppを作成します
完全なプロジェクトは【ここ】にあります